日本ギター合奏連盟会員の皆様へ
理事長就任にあたって 篠原正志
日本ギター合奏連盟会員の皆様におかれましては、平素より当連盟への格別なる御理解ご協力を賜りまして、心から感謝申し上げます。
2022年5月8日に開催されました当連盟の総会におきまして役員の改正が行われ、2021年末に他界されました長尾和彦 前理事長の後を受け、新理事長に推輓されましたので、ここに慎んで御報告申し上げます。
長尾前理事長におかれましては その広い活動の分野の中で 当連盟の広報を担っていただき、素晴らしい実績を残していただきました。当連盟は平成元年に河野
賢氏の提唱により 立ち上げられ、独奏が主流であったギター界に「合奏」という分野を通じて、ギターの魅力を 広げていこうと活動が開始されました。
2020年から世界を脅かした新型コロナの脅威は、一般の生活、経済活動のみならず、我々音楽家、そしてギター愛好家をも直撃しました。あらゆるシーンでコンサートの中止、延期が当たり前になっていきました。当連盟の大きな活動の柱である「重奏フェスタ」「合奏フェスティバル」も中止を余儀なくされた次第です。最近になってようやくコンサート等のイベントも復活し、当連盟も2022年より活動を再開できるようになりました。「ウィズ・コロナ」の時代に入り、皆様の健康を大切に、やはり「皆で集ってこそのアンサンブル」の活動を推進してまいります。
当連盟は多くの会員の皆さんのご協力を頂き、また理事、常任理事によって円滑にかつ精力的に活動が推進されています。一致団結して愛すべきギター合奏の発展に貢献してまいります。重ねて会員の皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。
2022年5月8日